「このままでいいのかな…」
働きながら、将来への不安を感じていませんか？
周囲がキャリアを積み上げていく中、自分は何もスキルがない。
年齢的にももう遅いかもしれない…。
そんな焦りや迷いを、かつての私も抱えていました。
でも、スキルを身につけて、手に職をつけたいという思いから行動を始め、
30代未経験・文系・IT知識ゼロの状態からインフラエンジニアに転職することができました。
この記事では
- 自分に合ったIT職種の選び方がわかる
- 具体的に何から学べばいいかが明確になる
- 未経験でも内定をもらうための転職活動の進め方がわかる
- 30代からエンジニアになるためのロードマップが分かる
「もう遅い」と諦める前に、ぜひ最後まで読んでみてください。
あなたにも、人生を変えるチャンスは必ずあります。
私が30代目前で未経験からインフラエンジニアを目指した理由
将来の不安から「手に職をつけたい」と思った
当時の私は非正規でコールセンターと飲食店の掛け持ちで働いていて、収入も不安定でした。
周囲が正社員としてキャリアを築いていく中、「このまま年を取って大丈夫か？」と
焦りを感じていました。
また、年齢を重ねても価値を発揮できるスキルがないことに気づき、
「このままでは何も変わらない」と危機感を覚えました。
そんな中、ブログを通してエンジニア職が
- スキルが身につく
- 将来性がある
- 職に困らない
と知り、強く惹かれるようになりました。
年齢的な不安と収入への不満が重なり、
「自分で稼げるスキル＝手に職」を求めて
インフラエンジニアを目指す決断をしました。
文系・非IT職だった私がインフラエンジニアを選んだ決め手
文系・非IT職だった私でも
運用・保守からであれば
「インフラエンジニアなら挑戦できる」と
思えたのが選んだ決め手でした。
今までエンジニアというとプログラミングのイメージが強く、
「自分には無理」と思い込んでいました。
でも調べていくうちに、
インフラエンジニアは最初にプログラミングスキルが必須ではなく、
運用保守などの仕事から始められると知り、
直感で「これなら自分でもやれるかも」と感じました。
当時の私はＰＣ操作は
コピー＆ペーストならできる程度の
知識でネットワークやサーバーの
知識はゼロ。
でも、自分が検索したものが
ブラウザ上に表示される等の
身近なITインフラが
どんな仕組みで動いているのかを
知っていくうちに、面白さを知り、
私の挑戦のはじまりでした。
実際に行動したステップ：学習方法や転職活動
私は独学と転職活動を並行し、IT業界への転職を進めました。
知識ゼロから転職活動をし、
独学で基本的な知識を身につけ、
「自分でもやれる」という
自信をつけるところから始めました。
この時は実務未経験でも
ポテンシャルを見てもらえる
企業に応募しました。
独学では「CCNA」の白本や
「Udemy」を最初の学習教材として
使っていました。
ネットワークの仕組みを学びながら、
並行してIT業界に強い
転職エージェントに登録しました。
履歴書や職務経歴書の添削も受けつつ、
面接では
「なぜエンジニアを目指したのか」を
熱意を持って伝えるよう意識していました
資格もなかったのでアピールできることが
やる気と現在の学習範囲を伝えて
アピールするくらいしかありませんでした。
学習と転職活動を地道に積み重ねたことが
結果につながりました。
下記は学習教材として使用していたUdemyです。
Udemyホームページインフラエンジニアのリアルな働き方とは？
インフラエンジニアの主な仕事内容【運用と構築の違い】
インフラエンジニアの仕事は、
大きく「運用保守」と「構築」「設計」に分かれます。
それぞれ役割や必要なスキルが異なります。
「運用保守」は、
すでに稼働している
サーバーやネットワークの状態を
監視・管理する業務です。
トラブル時の対応や、
定期的なメンテナンスが中心になります。
一方で「構築」「設計」は、
新たなシステムやサーバーを
設計・構築していく仕事で、
より高度な技術や設計力が求められます。
私自身は、最初に入った案件が
設計、構築からでした。
最初はWindows Server、
SQL Serverの構築、データ移行作業などが
主な業務でした。
そこから経験を積み、
現在ではAWS環境での構築業務にも
携わっています。
私の想定では
運用保守の現場にアサインされると
思っていましたが、
いきなり設計構築の現場にいくことになり
良い誤算だったなと感じています。
しかし、どうしても未経験者は
運用保守にアサインされることが多いので
運が良ければ設計構築の案件にいけるかも？
っていう風に考えて頂ければと思います。
未経験でも始めやすいのが「運用保守」、
スキルアップしていけば
構築・設計へと段階的に成長しながら
進むことができます。
上手く設計、構築にステップアップして
いくことができれば
年収も急上昇していきます。
勤務時間・夜勤の実態はどうなのか？
インフラエンジニアには夜勤や
シフト勤務があるケースもありますが、
全員が夜勤をするわけではありません。
企業やプロジェクトによって
勤務形態は異なります。
特に「24時間365日稼働するサービス」に
関わる現場では、夜間対応が
必要になることがあります。
一方で、構築業務が中心の現場や、
夜間は別チームが対応する体制であれば、
日勤のみのケースも多くあります。
私が最初に入った現場は、基本日勤のみで、
本番切替作業の時は3,4回程度の
夜間対応がありました。
現在の現場では完全に平日日勤で、
フレックス制度も導入されているため、
比較的柔軟に働けています。
インフラエンジニア＝夜勤という
イメージがありましたが、
実際には働き方は現場によって
さまざまです。
希望やライフスタイルに合った
現場を選ぶことが可能です。
リモートワークや柔軟な働き方は可能？
インフラエンジニアでも
リモートワークは可能です。
現場によっては在宅勤務中心の働き方も
増えています。
特にクラウド案件にいくと
リモート勤務が多くなるイメージです。
コロナ以降、多くの企業でリモート体制が
整備され、ITインフラの現場でも
その流れは進んでいます。
一方で、物理サーバーの管理や
現地対応が必要な場面では
出社が求められることもあります。
私が担当している現在のプロジェクトは、
リモート4割、出社6割です。
リモートの日は構築作業や手順書の作成も
すべてオンラインで行っています。
SlackやNotionなどのツールを
活用しながら、経験が浅くても
スムーズに業務を進められています。
職場選び次第で、
柔軟な働き方を実現できます。
また、リモートワークを
強く希望する場合はクラウドの道を
目指してスキルアップしていくと
良いかもしれません。
30代からでも成長できる！インフラエンジニアのキャリアパスとは？
運用保守から構築、そして設計・マネジメントへ
インフラエンジニアのキャリアは
「運用保守→ 構築 → 設計→マネジメント」
と段階的にステップアップできます。
設計に残る人もいればマネジメント方面に
シフトチェンジしていく方も多くいます。
インフラ分野は業務の幅が広く、
スキルや経験に応じて専門性の高い仕事に
挑戦できるのが特徴です。
最初は手順通りに作業する運用から始まり、
徐々に構築や設計、
さらにはプロジェクト全体を管理する
マネジメントにも関わることが可能です。
スキルアップに役立つ資格・学習方法
資格と学習はキャリアアップの土台になり、
現場での信頼にもつながります。
インフラエンジニアは体系的な知識が
求められるため、資格取得を通じて
基礎を固めるのは非常に有効です。
特に未経験者にとっては、
知識の証明として履歴書や面接で
強みになります。
私の場合、
CCNAでネットワークの基礎、
LPIC1でサーバーの基礎を勉強し、
取得までしました。
そこからAWS SAAに挑戦し、
クラウド関連の業務に
携われるようになりました。
30代からでも、資格の取得することで
転職時のアピールとなり、知識の証明と
なるため、技術的な仕事につける可能性が
グンっと上がります。
資格は習得したい技術をやるための
チケットと考えるのが良いかもしれません。
CCNAとLPICの勉強方法が気になる方は
こちらの記事も参考にしてみてください。
SAAは今後出す予定です。
実際に私が経験したキャリアのステップ
私は1社目でオンプレの設計構築を経験、
2社目でオンプレ設計構築、運用保守も
経験してきました。
そして今はAWSの設計、構築業務に
携わっています。
先ほども言いましたが、
最初から構築や設計に進めることは少なく
運用保守にアサインされることが多いです。
運用保守の中で基礎を固めることが
成長の鍵になります。
また、信頼を得るには日々の姿勢や積極性も
大切で、「任せてみよう」と思って
もらえることでチャンスが広がります。
手順書通りに作業をする場合は、
ただ作業をこなすのではなく、
「なぜこの設定が必要なのか」を調べ、
ノートにまとめるなど、
理解を深める工夫をしていました。
その結果、同じ職場内で他のプロジェクトの
紹介をいただけることもあります。
努力は必ずチャンスにつながります。
そしてエンジニアは努力が
報われやすい業界の一つだと感じており、
30代からでも自分の行動次第で
未来を切り拓けます。
年齢や経歴のハンデはどう乗り越える？30代から挑戦するために大切なこと
30代だからこそ活かせる強みとは？
30代には、未経験でも活かせる
「社会人としての基礎力」や
「視野の広さ」という強みがあります。
30代は、これまでの仕事を通じて、
- 報連相
- ビジネスマナー
- 責任感
- 対人スキル
社会人としての基本が身についています。
これは現場で非常に重宝されますし、
若手の指導やチームワークにも活かせます。
当たり前のことに感じるかもしれませんが
実際SESで客先常駐となると
常駐先とSES会社が数か月単位で
契約更新をすることであなたは客先で
仕事を続けることができます。
特に現場に入って初月は相手のことが
分からない為、報連相や責任感、
対人スキル等が物凄く活きてきます
技術はあるけど、
コミュにケーションとれないとなると
常駐先の会社側からしたら
「扱いにくい」となり契約解除になる
可能性もあります。(実話)
年齢は決してハンデと思われがちですが、
そんなことはありません。
30代だからこそ持てる経験や姿勢は、
大きな武器になります。
未経験をカバーする「学習・行動」の重要性
未経験という弱みは「学習と行動」で
いくらでもカバーできます。
知識ゼロだからといって、
何もしなければ不安は残ったままです。
ですが、自分で学び行動を起こすことで、
不足していた知識や経験を補うことができます。
それが自信にもつながり、
面接でも評価されやすくなります。
一つひとつの行動が転職時にも
現場へ入った以降も活かせるのです。
未経験でも学び続ける
姿勢と行動力があれば
むしろ強みに変えることができます。
30代からでも成長できる職場とは？未経験から働ける環境の選び方
成長できる環境の条件とは？
成長できる環境には、
- 教育体制
- 挑戦できる機会
- 周囲のサポート
が揃っています。
どんなに意欲があっても、
成長できる環境がなければ
吸収スピードは鈍くなります。
特に未経験者にとっては、
先輩のフォローや相談しやすい雰囲気が
あるかどうかが非常に重要です。
私が入った現場は、同じ会社の先輩がいて、
すぐに質問できる環境でした。
Slackで相談するとすぐに返してくれるし
「次はこれやってみよう」と
背中を押してもらえることで、
自信を持って新しい業務に挑戦できました。
成長したいなら、
人と仕組が整った職場を選ぶことが鍵です。
面接で確認すべき「教育・フォロー体制」
面接では、
- 未経験者への教育方針
- OJT制度
- 質問のしやすさ(会社の雰囲気)
を必ず確認しましょう。
企業によっては未経験歓迎と書いていても、
実際には放置されるケースもあります。
面接時に具体的な教育プロセスを
聞くことで入社後のミスマッチを
防ぐことができます。
私がある企業に応募した際、
「未経験歓迎」と書かれていたので
話を聞いたところ、
教育制度は特にないけど、
アサインされた現場で
それぞれが学んでいっている」と言われ、
不安になって辞退しました。
「未経験OK」の言葉だけで判断せず、
実際の教育体制を面接で確認しましょう。
ブラック企業を見分けるポイント
「成長できる職場」「都合よく使われる職場」は紙一重。
見極めが必要です。
ブラック企業では、教育もなく
長時間労働だけを強いられることがあります。
- 常に人が足りない
- やたらと人当たりがいい
- 質問に答えをはぐらかす
などの兆候がある場合は要注意です。
過去に面談を受けた企業で、
「うちは未経験でもどんどん任せますよ」と言われましたが、
業務内容を聞くと
夜勤と長時間のオンコールが当たり前で、
明確な教育制度もありませんでした。
成長できるどころか、疲弊する未来が見えたので応募をやめました。
企業選びでは、成長と消耗を見誤らないようにしましょう。
安心して働ける環境かどうかを
冷静に見極めましょう。
転職するときは「転職エージェント」の活用がおすすめ
転職活動は自分ひとりでも進められますが、
転職エージェントを利用することで
成功率が大きく高まります。
その理由は以下の通りです。
①非公開求人に出会える
公開されていない優良企業や好条件の求人にアクセスできます。
②キャリア相談が受けられる
自分では気づかない強みやキャリアの可能性を客観的にアドバイスしてもらえます。
③職務経歴書の添削・面接対策が充実
書類通過率や面接突破率を大幅にアップできます。
④企業との条件交渉も代行してくれる
給与や待遇の交渉を自分で行う必要がなく、安心して転職に集中できます。
⑤完全無料で利用可能
企業からの紹介料で運営されているため利用者は一切費用がかかりません。
つまり、転職エージェントを活用することで
「自分に合った企業に効率よく出会える」
可能性が高まるのです。
複数転職エージェントに
登録したことがある私が、
おすすめの転職エージェントを
3つに厳選してお伝えしていきます。
エンジニアを目指し
給与も上げていきたいと考えている方は、
複数登録するのは必須です。
複数登録することで良い競争が生まれ、給料は上がりますし、仕事の選択肢も自然と増えます。
1. レバテックキャリア
特徴は エンジニア職に特化しているため
キャリアアドバイザーが業界知識に
非常に詳しいこと。
インフラ、開発、クラウドなど、
あなたのスキルや希望条件に合わせて
最適な求人を紹介してくれます。
さらに企業との強いつながりがあるため、
非公開求人も多く、好条件の案件に
出会える可能性が高いのも魅力です。
キャリアアップを狙いたい、
エンジニアとして年収を上げたい方には特におすすめです。
2. ウズウズIT
IT専門のネットワークを活かしITエンジニア向けの
求人を幅広く扱っているのが特徴です。
特に以下の点がメリットとなります。
①未経験から応募できる求人が多い
サポート体制、研修制度が整った職場を紹介してもらえるのでIT業界が初めてでも安心。
②入社後の定着率が高い
入社してすぐに辞めてしまうというミスマッチを防ぐため、希望や適性に合った求人を紹介してくれるのが特徴。
③大手企業や安定した職場に強い
基盤のしっかりした企業の求人が多く働きながら着実にスキルを伸ばせる環境を探しやすい。
未経験からITエンジニアに挑戦したいけれど
最初の一歩が不安という方に特におすすめのエージェントです。
3. ユニゾンキャリア
未経験からITエンジニアを目指したい人に
特化した転職エージェント です。
特に以下の点が魅力です。
①未経験歓迎の求人が豊富
実務経験がないと応募できないのでは？と不安な人でも安心。未経験から育成する前提の求人を多数扱っています。
②マンツーマンサポートがある
履歴書・職務経歴書の添削から面接対策まで徹底サポート。はじめての転職でも、自信を持って臨めます。
③入社後の定着率が高い
入社してすぐに辞めてしまうというミスマッチを防ぐため、希望や適性に合った求人を紹介してくれるのが特徴。
エンジニアになりたいけど、
本当に自分にできるのかなと
不安な方にこそ試してほしいです。
まずは無料相談から気軽にできます。
インフラエンジニアを目指す30代に伝えたいこと
悩んでいるだけでは何も変わらない
考えてばかりでは、現状は変わりません。
小さな行動から始めましょう。
完璧な準備をしないと動けない人は
チャンスを逃してしまいます。
まずは
学習サイトに登録してみる、
説明会に参加してみる
その一歩が変化のきっかけになります。
私も最初は本当にやれるのか？と悩んでいました。
転職エージェントにも相談したことで
未経験の自分にもできるかもと思い
一歩を踏み出すことができました
あなたにもできる！未来を変える挑戦を
年齢や経歴に関係なく、
未来は自分の行動次第で変えられます。
30代からの転職は簡単ではありません。
でも、現実に成功している人もいます。
私のXアカウントもあるので
そこから相談していただいても構いません。
挑戦しなければ、変化は起きません。
自分の人生を自分で選び取るために、
まずはやってみることが大切です。
私自身も完全未経験・知識ゼロの状態から
スタートしました。
今では構築業務や設計にも携わることができるようになり、
やってみてよかったと心から思っています。
自分には無理かもと思っているあなたこそ、
挑戦する価値があります。
未来は変えられます。
ではまた！
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